ショッピングサイトAmazonを装い「Amazonプライム会費のお支払い方法に問題があります」という件名での詐欺メールが2021年中頃から出回っています。自分のところにも何通か来たので注意喚起です。
詐欺メールの内容
詐欺メールは、件名が「Amazonプライム会費のお支払い方法に問題があります」で、以下のようなAmazonプライム申し込みで支払い方法に不備があるので更新してください、というものです。
このメールをクリックすると、本物そっくりなログイン画面や登録画面からクレジットカード番号などの個人情報の入力を求められ、つい入力してしまうと盗まれることになります。
詐欺メールの見分け方
見た目も本物っぽいですし、もしかしたらクレジットカードの期限切れなどで決済が出来なくなってるかも?と思っちゃう場合もありますし、メールのリンク先も本物そっくりに作られていたりするので、つい騙されそうになりますが、まず確認していただきたいのが差出人のメールアドレスです。
今回の差出人が以下のものだったのですが、
Amazon.co.jp <amazonf-acccount-updater@mekaster.net>
と、大抵がAmazonのドメインからのものではありません。
Amazonが使用する差出人アドレスが公式サイトに記載がありますので、これ以外のドメインから送られてきているものはフィッシングやなりすましなどの詐欺メールの可能性があります。
Amazon.co.jpが使用する差出人Eメールアドレス
amazon.co.jp
amazon.jp
amazon.com
business.amazon.co.jp
email.amazon.com
marketplace.amazon.co.jp
m.marketplace.amazon.co.jp
gc.email.amazon.co.jp
gc.amazon.co.jp
payments.amazon.co.jp
Amazon.co.jpが使用する差出人Eメールアドレス
【確実な確認方法】Amazonのメッセージセンターを確認しよう
本物のメールなのか偽物なのか、差出人のアドレスなどで見分けがつかない場合は、Amazonのサイトの「アカウント&リスト」→「アカウントサービス」の中にある「メッセージセンター」を確認してみましょう。これが一番確実な方法かと思います。
「メッセージセンター」ではAmazon公式からくるメールがすべて確認できますので、ここに来ていないものは偽物と考えて間違いないでしょう。
詐欺メールに気を付けましょう
やり口も巧妙で、メールだけでなくショートメールSMSなどでくるパターンもあり、よく使うサービスだけについうっかりクリックしてしまうこともありそうですが、ひっかかると色々と面倒ですので、
- 見慣れない怪しいなと思う内容のリンクはクリックしない
- 差出人を確認する
- Amazonの場合、公式サイトのメッセージセンターを確認する ←これが一番確実!
などで回避しましょう。
コメント