以前Amazonを装ったフィッシングメールとして 【詐欺メール注意】Amazonプライム会費のお支払い方法に問題があります というのがありましたが、また別のパターンのものが来たので引き続き注意喚起です。
詐欺メールの内容
今回の詐欺メールは、件名が「支払い方法を更新してください」「Amazonのお支払い方法に問題!番号:110」などで、Amazonアカウントのエラーとなって使えなくなっているので登録情報を更新してください、というものです。
以前のと同様に、メールにある「支払い情報を更新する」をクリックすると、本物そっくりなログイン画面や登録画面が開き、そこからクレジットカード番号などの個人情報の入力を求められる形かと思います。
また類似のもので「あなたのアカウントは停止されました、情報を更新してください」という件名で、アカウントが停止されたという内容でのフィッシングメールもあるようです。
詐欺メールの見分け方
例によって、見た目も本物っぽく、アカウントが使えなくなったら困る!とつい騙されそうになりますが、確認していただきたいのが差出人のメールアドレスです。
筆者が確認できた差出人のアドレスです。
Amazon.co.jp <amazonb-cc-jppp@ruo2676.net.cn>
Amazon.co.jp <amazony-account-update@longstaybeppu.net>
Amazon.co.jp <amazong-update-account@ejournal.net.cn>
Amazon.co.jp <amazonu-update-account@minitech.net.cn>
Amazon.co.jp <amazonw-cc-jppp@99t.net.cn>
大抵がAmazonのドメインからのものではありません。
Amazonが使用する差出人アドレスが公式サイトに記載がありますので、これ以外のドメインから送られてきているものはフィッシングやなりすましなどの詐欺メールの可能性があります。
Amazon.co.jpが使用する差出人Eメールアドレス
amazon.co.jp
amazon.jp
amazon.com
business.amazon.co.jp
email.amazon.com
marketplace.amazon.co.jp
m.marketplace.amazon.co.jp
gc.email.amazon.co.jp
gc.amazon.co.jp
payments.amazon.co.jp
Amazon.co.jpが使用する差出人Eメールアドレス
【確実な確認方法】Amazonのメッセージセンターを確認しよう
本物のメールなのか偽物なのか、差出人のアドレスなどで見分けがつかない場合は、Amazonのサイトの「アカウント&リスト」→「アカウントサービス」の中にある「メッセージセンター」を確認してみましょう。これが一番確実な方法かと思います。
「メッセージセンター」ではAmazon公式からくるメールがすべて確認できますので、ここに来ていないものは偽物と考えて間違いないでしょう。
詐欺メールに気を付けましょう
やり口も巧妙で、メールだけでなくショートメールSMSなどでくるパターンもあり、よく使うサービスだけについうっかりクリックしてしまうこともありそうですが、ひっかかると色々と面倒ですので、
- 見慣れない怪しいなと思う内容のリンクはクリックしない
- 差出人を確認する
- Amazonの場合、公式サイトのメッセージセンターを確認する ←これが一番確実!
などで回避しましょう。
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